こんにちは、ゆ~です。
「ワーキングホリデー先として人気国、オーストラリアとカナダ。住みやすさの違い、メリット・デメリットって何?」
「実際に両国でのワーホリ経験者の意見を聞いてみたい。」
本記事では、上記のような方へ向けて、書いています。
そんな筆者も、オーストラリア、カナダとワーホリ経験済みです。
実際に両国での生活をしてみて、感じたことを比べていきます。
Contents
【ワーホリ比較】オーストラリアとカナダ~メリット・デメリット
本記事では下記項目別に書いています。
- 筆者のワーホリ滞在都市(オーストラリア・カナダ)
- 両国の環境、雰囲気、見られる動物
- オーストラリア、カナダ生活でのメリット・デメリット
- 比べてみよう!あなたは、どっちの国があっている?
- 両国ワーホリ生活での筆者感想
これから解説する内容は、都市により気候や環境は多少異なります。ご了承ください。
筆者のワーホリ滞在都市
簡単に筆者、私の渡航都市を説明させていただきます。
私は、オーストラリアでは留学・ワーホリを含め計4年滞在しました。
そのうちの、ワーホリ1年間は、ほぼメルボルンに滞在していました。
その後、カナダのビクトリアへ1年間ワーホリ生活をしました。
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オーストラリアの雰囲気、環境など
簡単に、オーストラリアがどのような環境・雰囲気なのかは下記項目別に並べました。
詳細については、メリット・デメリットにて解説していきます。
- ビーチアクティビティが盛ん、南国
- 一年中を通して、過ごしやすい気候
- 年中暑い都市もあれば、東京のように冬は寒くなる都市もある
- オージーはのんびりしていて、フレンドリー、親日家が多い
- 見られる動物は、カンガルー、コアラ、エミュー、タスマニアデビル、カラフルな鳥など
オーストラリアメリット
時差が少ない
日本とオーストラリアでは、時差が少ないのがメリットです。オーストラリア国内でも、州により多少の時差はあります。
時差が少ないため、日本にいる家族、友人とも連絡が取りやすいです。オーストラリア渡航直後も時差ボケにあうこともありません。
フレンドリー、のんびり、親日家多し
国民的に、オーストラリア人はのんびりしている傾向にあります。フレンドリーで、細かい事は気にしない。ゆるーいっといった印象を受けました。
オージーはレイジー(怠け者)だなんて聞いた事はあるかもしれません。それは本当に人それぞれで、私が働いていた職場のオージーの同僚たちは、働き者でした。
州や都市によっても、やはり集まるタイプは違うでしょう。
オーストラリアから日本が比較的近い事もあり、旅行でオージーが日本のニセコや長野の白馬へウィンタースポーツをする人も多いといいます。
またオーストラリアの学校では、語学授業で日本語を選択できる学校も多々あるようです。
旅行や言語を通して、親日家が多いといわれるでしょう。実際、親日家は多いなと感じました。
自然豊か、海でのアクティビティーに良し
海が好きな方は、オーストラリアはおすすめです!
暑くて、海好きならば、ゴールドコーストやバイロンベイはぴったりなんではないでしょうか。(バイロンベイはまだ行ったことがありませんが。)
その他の都市、シドニーなど各都市に泳げる海はあります。シティにいるのに、すぐキレイなビーチに行けるのは、オーストラリアの魅力の一つです。
時給が良い
フルタイムで最低賃金が約19ドル、カジュアルジョブならば、約25ドルと高時給です。また、週末や祝日だと、さらに時給が上がるのが最高です。
私は週末を含め、週4で働いていました。平日、週末の時給システムのおかげで、仕事内容は同じでも、給料がお得にもらえたのはありがたかったです。
ローカルジョブ(法に従った給料を支払う、ホワイトなビジネス)の他にキャッシュジョブ(給料手渡し、時給は最低賃金以下)という問題も中にはありますので、
仕事の詳細は【ワーホリ経験者語る、ローカルジョブゲットへのポイント】をご覧ください。
気候が比較的過ごしやすい
年間を通して、気候は比較的過ごしやすいといわれています。
ただ、オーストラリアも広いですので、都市や州により気候、気温は結構違います。
クイーンズランドなどオーストラリアの上の方は暖かく、南国です。暑すぎると感じるかもしれません。
メルボルンなど、下の方にいけば、冬は東京くらい寒いので、ヒートテックが役立ちます。夏はやはり暑くなり、40度になる日もしばしあります。
日本の夏と違い、湿気が少ないので、気温が高くても過ごしやすいです。
ワーキングホリデーで最長3年滞在できる
ファームなどに行き、既定の条件を満たせば、なんとワーキングホリデーで最長3年間もオーストラリアに滞在できるのです!
ワーホリ中に働きお金をためて、学生に切り替えることもできますね。英語環境に長く身をおけば、英語力もさらに伸びるのもメリットです。
カフェ・コーヒー文化が盛ん
オーストラリアは世界的にみても、カフェ・コーヒー文化がとても盛んです。
ドリップコーヒーは見た事もありません。
エスプレッソマシーンで作るコーヒーとPour Over(ハンドドリップ)が、カフェで見られます。
コーヒー文化で知られるオーストラリアで、バリスタとして働けば、ワーホリ中に新スキルを習得できます。
もちろん、カナダにも質の高いコーヒーが飲めるカフェはあります。カナダはアメリカが近いこともあり、コーヒー文化がアメリカスタイルです。
その様子が、大手のスタバなどが街中にあることから分かります。
カナダとオーストラリアのコーヒー文化詳細は、【オーストラリア・カナダのカフェ・コーヒー文化の違いって?をご覧ください。
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【知って得】オーストラリアのカフェで働くために:仕事の流れ~会話用語
オーストラリア特有の動物が見られる
その土地、特有の動物が見られるのは魅力的ですよね。かわいい動物と触れ合える施設もあるので、観光客にも人気です。
主に、オーストラリアで見られる特有の動物は下記です。
- カンガルー、ワラビー
- エミュー(ダチョウに似てる)
- コアラ
- タスマニアデビル
- カモノハシ
- カラフルな鳥、野鳥、ブラックスワン
- ワニ
などなど。ロードトリップで少し田舎にいけば、野生のカンガルーやコアラに会えたりします。
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オーストラリアデメリット
英語:訛り、アクセントがある
オーストラリアの英語はオージー訛り(なまり)がある。なんて聞いたことはありませんか?私も、日本にいた時に聞いたことがありました。
実際、オーストラリアですから、オージーアクセントがあることは事実です。しかし、ド田舎でない限り、そんなに強い訛りで話す人は少ないです。
語学学校などに通い、訛りの強いオージー英語を話すようになることはほぼないので、ご安心してください。
世界的有名な、ミランダカーもオージーで、かわいいしゃべり方ですよね。
オーストラリアで使われる英語、スペルや言葉は、ブリティツシュ寄りの英語です。(イギリス英語)
そしてオージー英語の特徴は、スラングやよく英語の単語を省略します。
個人的には、オージーアクセントが好きなので、デメリットとは思っていません。
暑い、虫が多い(都市により異なる)
暑いのが苦手な人は、オーストラリアの下にある都市の方がいいかもしれません。それでも夏は暑いです。
都市により、気候が異なると同様に、虫の種類や数?wも異なります。
ケアンズやブリスベンに行ったときには、ヤモリや大きなトカゲ?のような爬虫類に衝撃を受けました。
それと同様、ゴキブリ(以後Gに省略)の大きさにも恐怖を。。w
メルボルンでもいると思いますが、ヤモリは一度も見ませんでした。Gも見ますが、そこまで見かけませんでした。
やはり、一年中暑い、温かいところは虫も大きいのは否めないでしょう。その他にはハエやクモですかね。
ここまで書いといてあれですが、場所以外に、住む家にもよると思いますので、そこまで気にしなくて大丈夫だと思います(笑)
物価が高い
時給が高い分、物価も高いのが現実です。ランチとコーヒーをカフェでしたら30ドルは普通にさよならです。
しかし、スーパー等で乳製品などの食品は、結構安かったりするので自炊をすれば散財は防げます。
一つの雇用者から最長6か月勤務と制限がある(地域、職種により異なる)
デメリットとなるのが、雇用について。
ワーホリ中に一つの雇用主で、一定のポジションとして働くのは6か月と義務ずけられています。
6か月を過ぎたら、他の仕事に探さなくてはいけないのは、大変ですよね。
しかし、全ての職や地域などに6か月勤務が当てはまるとは限りません。例えば下記▼
- 他の支店があれば、他の支店に移動し、働き続ける。
- 指定された田舎では、6か月勤務が当てはまらず、働き続けられる。
など、6か月以上働ける例外もありますので、渡航後は確認しましょう。
カナダ雰囲気、環境
先ほど同様、簡単にカナダの雰囲気、環境を下記項目別に並べました。
詳細については、メリット・デメリットにて解説していきます。
- ウィンタースポーツが盛ん。
- カナダならではの壮大な自然(山、海、森)
- 人が親切、フレンドリー、気が利く
- アメリカなど他国へ旅行しやすい
- 特有の動物は、カナダグース、リス、クマ、ビーバーなど
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カナダメリット
ワーホリ1年間、同じ雇用主の職場で働ける
仕事が決まれば、何も気にせず、1年間働き続けるのはメリットといえるでしょう。
1年間と決められた、カナダワーホリ生活。時間を有効に使うためにも、仕事探しを何度もしなくて済むのはありがたいですね。
聞き取りやすい英語
カナダで実際に生活してみて、英語はとても聞きやすいと感じました。
カナダで使用される英語(発音、単語など)は、アメリカ寄りな英語です。スペリングは、アメリカ、イギリススタイルの両方見かけました。
スペル例▼
- Color (アメリカ式)
- Colour (イギリス式)
人がフレンドリー、日本人に近い?
オーストラリア人と同様、カナダ人もとても親切でフレンドリーな人が多いです。
個人的に感じたのは、カナダ人の方が日本人に近い礼儀正しさや、優しさがあるなーと感じました。
個人差はありますが、ニュアンス的には気が利き、面倒見が良い。そう思いました。
それと同時に、オージーよりも少しシャイそんな印象を受け取りました。
カナダ人から見ても、日本人は好印象なようでありがたいです。
壮大な自然、ウィンタースポーツが盛ん
カナダの自然は、オーストラリアとはまた違ったすばらしさです。
都市によっては、ダウンタウンにいながら山が見えたり、海や湖、緑も多くて壮大です。
カナダといえば、ウィンタースポ―ツ!アイスホッケーや、スキー、スノボーを楽しむにも良いですね。
観光客にも人気なイエローナイフでオーロラが見えるのも、カナダ特有です。
虫が少ない(都市により異なる)
都市により異なると思いますが、やはり寒ければ虫も少ないです。
クモなどは見かけましたが、Gは少なくとも滞在していたビクトリアでは見かけませんでした。
ビクトリア現地の人も、今までGは見た事がないと言っていました。
日本で見かけない、シルバーフィッシュという小さな虫はいましたが、何も人間にしてきません。
アメリカなど他国へ旅行で行きやすい
バンクーバー付近からは、シアトル、トロントからNYへなど、アメリカ含め、他国にも旅行しやすく便利です。
ビクトリアからシアトルへも、フェリーで約3時間で到着するほどです。
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【まとめ】シアトル滞在観光、おすすめスポットへ行く
カナダでフランス語も勉強できる
カナダでは、英語とフランス語が公用語です。そのため、商品はすべて英語とフランス語の両方表記されています。
地域により使用される言語が、ほぼ英語、英語とフランス語、フランス語使用のみと分かれます。
特徴としては、フランスのフランス語とは違く、カナダ訛りのフランス語だそうです。
英語もフランス語も勉強したい方は、モントリオールが良いかもしれません。
カナダ特有の動物が見られる
主に、オーストラリアで見られる特有の動物は下記です。
- クーガ(ピューマ)
- ビーバー
- シカ
- リス
- アライグマ
- クマ
- カナダグース(鳥)
- 野うさぎ
など、野生のクマやクーガなどは、絶対遭遇したくありませんね。汗
カナダデメリット
時差が大きい
日本との時差が大きいのは、デメリット。カナダ国内でも時差はあります。
日本の友人や家族と連絡を取り合う時は、時差の事を考えなければいけないので、少し不便です。
また、渡航直後や帰国直後に、時差ボケになる人もいるでしょう。
冬は、積雪または雨期(都市による)
カナダも地域により、気候・気温は異なります。
ある地域では、冬の気温はマイナス20度、あたり一面雪!なんて場所もあります。
一方、バンクーバーやビクトリアで雪は年に数回、気温も関東の冬と大差はあまりないです。その代わり、冬は雨期となります。
チップ制度
日本には、なじみのないチップ文化。レストランや美容院など、サービスを受けるところではチップを払います。
商品やサービスの値段が高ければ、チップの値段もあがるわけですね。チップの相場は、支払う料金の15~20%ほどです。
カードで払えば、支払い機器でチップの%を選択するだけですので、自分でチップを計算しなくてすみます。
最初は、チップ文化に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。
働くのであれば、お給料と別にチップ代は大事なものになります。
特にレストランなどでウェイターとして働くならば、チップ文化は大メリットでしょう。
物価は決して安くない
都市や州にも異なりますが、物価は決して安くないのは現実です。私はビクトリアに住んでいましたが、バンクーバーと同様、そこまで物価は変わらないような気がしました。
家の物価など、年々高くなっているようです。やはり、外出しても、自炊もしてお金はセーブしたいところです。
州により異なりますが、BC州(ブリティッシュコロンビア)ではGSTとPSTという税金が商品やサービスにより支払いを行います。
ワーホリは通常1年のみ(例外あり)
残念ながら、スポンサーなど見つからないかぎり、カナダでワーホリビザは延長できません。
その代わり、学生ビザや観光ビザで滞在する事はできます。
カナダにはセカンドワーホリといわれるものがありますが、人数も限定かつ、申請料金も結構高いです。
宝くじが当たったら、私もチャレンジしたいと思います(笑)
比べてみよう!あなたはどっちの国が向いている
今までのメリット・デメリットをもとに、どんな人が各国へあっているか、簡単に項目別にあげてみました。
オーストラリアを好きになるのはこんな人
- 海、南国好き
- バリスタに興味がある
- できるだけ長く滞在したい
- お金をためたい
- 寒いより、暑いほうが良い
カナダを好きになるのはこんな人
- ウィンタースポーツが好き
- 寒い方が好き
- 暑すぎず、寒すぎないところが良い(バンクーバー・ビクトリア付近)
- 綺麗な英語を学びたい
- アメリカ文化が好き(ハロウィンやクリスマスなど)
両国のワーホリ生活感想
実際、両国でワーホリ生活をしてみて、どちらがおすすめとはいえません。各国の良さがそれぞれあり、どちらもおすすめなんです!(笑)
私は、留学を含めオーストラリアに計4年いました。その後、カナダに行きましたのでカナダ渡航最初は、オーストラリアがとても恋しかったです。
しかし、住めば都とは本当のことで、カナダにもっと住みたいと思うほど大好きになりました。
暑すぎるのも、寒すぎるも苦手な私。カナダはどこも冬は大雪と思っていましたが、ビクトリアは冬も思ったより、寒くなく、雪も数回ふっただけでした。
夏の暑い日でも26度くらいで湿気がなく、カラッとしており過ごしやすかったです。
ワーホリ生活中の仕事、給料面を振り返ると、両国ほぼ週4で同じ就業時間で働いていました。
先ほど、少し述べたようにオーストラリアでは時給も良く、法律により週末・祝日は給料がさらにあがります。
物価も高いですが、週末を含め私は働いていたので、カナダの給料よりも良かったです。
オーストラリアワーホリ中は、仕事も適度にしながら自炊もし、友人と出かけるための交際費にも余裕がある生活でした。
一方カナダでは、それほど最低賃金は高くないので、オーストラリアの給料と比べると低いものでした。
もちろんカナダでも、仕事環境は良く、家賃支払い、自炊、旅行などもし十分満喫しました。
給料は、職種やカナダのどの州に住むかにより異なります。
そこでカナダで大事になってくるのが、チップなんです。お客が多い、商品の単価が高ければ、チップも増えます。
例えば、コーヒー1杯5ドルの対してのチップより、レストランでランチ料金15ドルならばチップも大いわけです。
ですので、カナダでお金をたくさん稼ぎたい方は、忙しい場所を選んだり、料理の単価が高いレストランでウェイターとして働くと良いと思います。
オーストラリア、カナダとも自然豊かで、人も優しく住みやすい。ワーホリ問わず、旅行、留学や移民する人も多いのは納得です。
可能であれば、どちらもぜひ行ってほしいです!
おわり
以上、ワーホリ比較として、オーストラリアとカナダのメリット・デメリットを解説しました。
ワーホリに興味がある方への参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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